【】無得点に終わったウイリアムズ「戦略自体はよかったが、明らかにペース不足」とアルボン。サインツはウイングに問題発生
3月10日
2026年F1第1戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、アトラシアン・ウイリアムズF1チームのアレクサンダー・アルボンは12位、カルロス・サインツは15位でレースを終えた。
アルボン、サインツともに抜群のスタートを決め、1周目終了時点でアルボンは3つ順位を上げて12番手に、サインツは7つ順位を上げて13番手につけた。その後はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとのバトルとなり、両ドライバーは7周目までにアロンソをオーバーテイクした。その直後、11周目にバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、2台ともピットストップを行った。サインツはソフトタイヤからハードタイヤへ、アルボンもミディアムタイヤからハードタイヤへ履き替えた。
レース再開直後、アルボンのロックアップに乗じて、サインツがアルボンをオーバーテイク。2回目のVSCではステイアウトを選択し、2台は自由にレースを続けた。フロントウイングに問題を抱えていたサインツよりアルボンの方がペースが速かったため、サインツはアルボンを先行させた。
34周目に3回目のVSCが導入されると、2台は同時にピットインを行ってともにソフトタイヤに交換し、アルボンは12番手で、サインツは15番手でコースに戻った。サインツはその後、アルピーヌのフランコ・コラピントと激しいバトルを展開して45周目に3回目のピットストップを行い、ソフトタイヤを装着し、フロントウイングもこれまで使用していたものとは別のものに交換。15番手でコースに復帰し、そのままフィニッシュした。アルボンは終盤、レーシングブルズのリアム・ローソンの追撃を受けたが、これを抑えきり12位で完走を果たした。
■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウィリアムズF1チーム)
決勝=12位(57周/58周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト

「長いレースだった。僕たちは現在中団勢と本格的に争える状況ではない。また戦略自体はよかったものの、ペースが明らかに不足している。ラップタイムから見てもマシンは重量過多であり、十分なダウンフォースを生み出せていない。また今日のレースではグレイニングも問題で、とくにハードタイヤで顕著だった」
「現実的に、どこでラップタイムを見つけられるかはわかっている。チームは望む位置に近づくための積極的な計画に懸命に取り組んでいる。走行距離を重ねられたこと、これまでのセッションで出ていた信頼性の問題も乗り越えることができたのはポジティブな点だ。この週末からできるだけ多くを学び、次戦の上海に活かしていくつもりだ」
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)
決勝=15位(56周/58周)
21番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト→ソフト

「すべてのセッションで問題が多く、とても厳しい週末だった。スタート自体はよく、序盤に12番手まで順位を上げることができた。しかしフロントウイングに問題が発生し、それによってエアロバランスが崩れてしまった。強いアンダーステアが出たことでタイヤのデグラデーションも大きく進んでしまった。正直に言えば、その後はテストセッションのような状況だった。このフロントウイングの問題は今回が初めてではないため、短期的に改善を目指すのであれば、こうした問題を早急に解決することに集中する必要がある。やるべき課題は多いが、改善に向けたいい計画をまとめられると信じている」
(Text : autosport web)
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