2026年F1第1戦オーストラリアGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がレコノサンスラップでクラッシュ

【】ピアストリがホームレース決勝前にクラッシュ「いくつかの要因が重なってスピン。とても悲しい」ノリスは51秒遅れの5位

3月9日

 2026年F1オーストラリアGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは5位、オスカー・ピアストリはグリッドに向かうラップでクラッシュし、ホームレースに出場することができなかった。

 序盤、ノリスは6番グリッドから7番手に後退。当初想定していた1ストップ戦略を変更し、序盤のバーチャルセーフティカーを活用して、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)に対するアンダーカットを成功させた。

 1ストップは可能ではあったが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に追いつかれたことから、34周目にタイヤ交換を行うことを選択した。その後、フェルスタッペンは41周目にピットストップを行い、ノリスのすぐ後ろでコースに復帰。レース終盤、ふたりはバトルを繰り広げたが、ノリスはフェルスタッペンを抑えきることに成功した。

 ノリスは今回、優勝争いには絡めず、ウイナーのジョージ・ラッセル(メルセデス)から 51.741秒遅れでのフィニッシュとなった。

 ピアストリは、レコノサンスラップでターン4を抜ける途中、縁石に乗った後、コントロールを失い、コースを横切り、反対側のバリアに激突した。

 チーム代表アンドレア・ステラは、そのスピンの原因について、次のように説明した。

「最初のレコノサンスラップの際、タイヤ温度が最適ではなかったこと、予想外のトルクデプロイメント、そして縁石に乗ったことなど、いくつかの要因が重なり、オスカーはターン4で予期せぬスピンを喫し、その後バリアにクラッシュしてしまった」

「彼にとっては厳しい瞬間だった。ホームレースだっただけになおさらだ。だが彼は強い人間だから、チームとともに立て直し、中国GPにはさらに高いモチベーションで臨むだろう」

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のグリッドボックス
2026年F1第1戦オーストラリアGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がクラッシュし、空席となったグリッドボックス

■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=5位(58周/58周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

ランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1第1戦オーストラリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)

「5位は良い結果だと思う。今日は達成可能な最大限の結果を引き出せた。前を走るドライバーたちとのギャップはかなり大きく、僕たちにやるべきことが多いのは明らかだ。今週末に入る前から、それは予想していた」

「マックスの方がかなり速いペースを持っていたにもかかわらず、後ろに抑え続けることができたのはポジティブなことだ。戦略をうまく管理し、自分たちのポジションを守り、タイヤマネジメントもうまく行って、彼を後ろに留めることができた」

「フロントランナーたちに対してどこでペースを失っているのかを理解するために努力する必要があるし、週末へのアプローチをどう改善できるかも把握しなければならない。でも、チームがそれを実現できるという確信はある。長く厳しいシーズンになりそうだが、スタート地点としては悪くない位置にいるし、できる限りのことをしていくつもりだ」

オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1第1戦オーストラリアGP ドライバーズパレードでのオスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=スタートできず(0周/58周)
5番グリッド/タイヤ:─

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のファンたち
2026年F1第1戦オーストラリアGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のファンたち

「がっかりしている。自分たちが望んでいたシーズンのスタートではなかった。不運にも、タイヤが冷えていたこと、縁石に乗ったこと、そしてそのコーナーで予選時よりも大きなパワーが出ていたことなど、いくつかの要因が重なり、スピンしてしまった。今夜すべてを見直し、来週に向けて気持ちを切り替え、集中して戦い続ける準備をする」

「今週末応援してくれたファンには感謝している。本当に素晴らしい声援だった。彼らの前でレースができなかったのがとても悲しい」



(autosport web)