2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ2日目) シャルル・ルクレール(フェラーリ)

【】雨のなかフェラーリが登場「すべてが期待通りに動作した」とルクレール。ハミルトンも情報収集に徹する1日に

1月28日

 1月27日(火)、スペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットにおいて非公開で行われているF1のプレシーズンテストにスクーデリア・フェラーリHPが参加し、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが2026年型マシン『SF-26』をドライブした。

 バルセロナでのテストは、5日間の日程が設けられており、各チームはそのうち3日間で走行を行うことができる。フェラーリはテスト2日目からの参加となったが、この日は午前のセッションの途中から雨が降り始め、参加はフェラーリとレッドブルの2チーム4台にとどまった。

 ルクレールは午前9時にコースに出ると、インスタレーションラップを走って一度ピットに戻り、再度コースに出て行ってミディアムタイヤ(C2)で19周を走行した。その後大雨が降り、雨が弱まったところでルクレールは走行を再開。ブルーのペイントが入ったフルウエットタイヤで15周、グリーンのペイントのインターミディエイトタイヤで20周をそれぞれ走り、合計64周を走り込んだ。

「マシンに戻り、完全に新しいパッケージを学び始めることができてよかった」とルクレールはコメントした。

「今日はパフォーマンスというよりも、特にミックスコンディションにおいて、システムのチェックやすべてがどう機能するかを理解することを優先した。僕たちはプログラムを完了し、すべてが期待通りに動いた。いいスタートだし、今後物事を進めていくのに確固たる基盤になる」

 午後はハミルトンがSF-26のステアリングを握った。午後2時過ぎにフルウエットタイヤでコースに出たハミルトンは、すぐにインターミディエイトタイヤに交換し2種類のタイヤで19周を走ったが、再び雨が強まったため走行を一時中断。コンディションが回復した後はフルウエットで28周を走行し、もう一度インターミディエイトに履き替えた。ハミルトンは57周を走り、この日のフェラーリはふたり合わせて121周、約560kmの走行を行ったということだ。

 ハミルトンは走行後、次のように語った。

「特に天候がミックスコンディションだったこともあって、緊張感があったが実りの多い1日だった。なんとか十分な距離を走り、有益な情報を集めることができた。このような大きなレギュレーション変更においては重要なことだ」

「大きな問題は起きなかった。そのおかげで、(マシンについて)学び続け、それを積み重ねていくための基盤ができた」

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ) ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

 また現場で走行を見守ったヘッド・オブ・トラックエンジニアリングのマッテオ・トニナッリも、「コンディションを考慮すると、我々にとって実りある1日だった」と、雨のなかで問題なく走行できたことを評価した。

「雨にもかかわらず、我々は順調に走行を重ねることができた。最も重要なのは信頼性に関する大きな問題がなかったことだ。これは新しいマシンとパワーユニットにとって最優先事項だ」

「パフォーマンスについて話すにはまだあまりにも時期尚早だ。今はマシンを理解し、その挙動を学び、今後数日間自分たちのことに集中しながら段階的に知識を積み重ねていくことに焦点を当てている」



(Text : autosport web)