ドゥーハンとアルピーヌF1の契約がようやく終了。2026年のスーパーフォーミュラ参戦を目指す
ジャック・ドゥーハンは、アルピーヌとの契約からついに解放された。数カ月に及ぶ交渉に決着がついたことで、2026年の全日本スーパーフォーミュラ選手権にKONDO RACINGから参戦する契約を結ぶことができるようだ。
2025年12月、ドゥーハンは、F1第24戦アブダビGPの決勝レースがスタートする前にアブダビを離れ、日本へ行き鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの合同テスト・ルーキーテストに参加する許可をなんとかチームから得ることができた。しかしアルピーヌとの契約により、ドゥーハンは他のチームに移籍したり、他のカテゴリーに参加する約束をすることができなかった。
ドゥーハンのアルピーヌ在籍期間は非常に短く、不運なものだった。ドゥーハンは2024年の最終戦アブダビGPで、ハースに移籍することが決まっていてエステバン・オコンに代わって起用された。そして、すぐに解雇されるという噂が数多く流れていたにもかかわらず、続く2025年も起用は継続された。

だがドゥーハンは、第1戦オーストラリアGPでは決勝レースの1周目にクラッシュを喫した。第3戦日本GPでは、フリー走行2回目の最初のフライングラップ開始直後にかなり大きなクラッシュがあり、自分自身を助けることにはならなかった。また、アルピーヌF1のエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレができるだけ早くドゥーハンを降ろし、資金の豊富なフランコ・コラピントを起用しようとしていたと考えられる理由があった。
第6戦マイアミGP終了後、ついにそれが現実のものとなり、アルピーヌは第7戦エミリア・ロマーニャGPからドゥーハンにかえてコラピントを起用した。ドゥーハンはその後数レースにわたってリザーブドライバーを務めたが、シーズン終盤にはポール・アーロンがその役割を担ったため、ドゥーハンのアルピーヌでの日々が終わりに近づいていることを示した。
数カ月の間、ドゥーハンと彼のマネージメント陣はアルピーヌとの契約解除を試みていた。ドゥーハンはもう一度アルピーヌでレースをするためのチャンスをもらえることはないと理解しており、KONDO RACINGとの交渉は急速に進んだ。
スーパーフォーミュラの3日間のテストにおいて、ドゥーハンがデグナーで3度クラッシュを喫するという悲惨な状況に陥った時でさえ、交渉は続いた。しかし契約が締結されるかどうかについては少し疑問がある。というのも、日本側からはここ1か月間、重大な進展が見られないからだ。
とはいっても、ドゥーハンがフリーエージェントの立場で市場にいることで、最終的にKONDO RACINGとの契約を結ぶチャンスは大きくなった。ドゥーハンは、かつてFIA F3やFIA F2で成功を収めたにもかかわらず、F1に昇格してすぐに中断しなければならなかった自身のレースキャリアを復活させることを望んでいる。
