2026.01.10

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ボッタス、アデレードで歴史あるフェラーリのF1マシンに搭乗


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に追跡。ここでは、そんな報告書を一部公開する。

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 バルテリ・ボッタスは、オーストラリアGP直前に開催される「アデレード・モータースポーツ・フェスティバル」の常連になりつつある。

 1985年から95年までF1オーストラリアGPの舞台だった街で行われるこのイベントは、近年のボッタスにとって、すっかり“ホームグランプリ前のお決まり行事”になっている。
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 プロ自転車選手のティファニー・クロムウェルと共にオーストラリアで過ごすことが増えたボッタスは、ここ数カ月も現地滞在が中心となっている。今後はプレシーズンテストが終わり次第、メルボルンへ向かう前にアデレードに立ち寄るスケジュールだという。

 今回ボッタスがステアリングを握るのは、1985年にフェラーリが走らせたF1マシン「156/85」。ショートレイアウトとなったアデレード市街地を、デモランで駆け抜ける予定だ。

 さらに興味深いのは、当時そのマシンを実際にドライブしたステファン・ヨハンソンも、同型車で同じイベントに参加することだろう。ヨハンソンは1985年シーズン第2戦ポルトガルGPからフェラーリに加入し、そのレースではアイルトン・セナがF1初勝利を挙げている。

 当時のフェラーリはミケーレ・アルボレートがエースとしてタイトル争いを演じ、最終的にアラン・プロストに次ぐランキング2位でシーズンを終えた。一方、チームメイトの座を追われたのはルネ・アルヌー。開幕戦ブラジルGPを最後にチームを去り、その後任としてヨハンソンが起用された、という経緯がある。

 現役F1ドライバーのボッタスが、そんな“物語”を背負ったマシンをドライブするーーアデレードの観客にとっては、歴史と現在が交差する貴重なひとコマになりそうだ。

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