2026.01.10

アウディF1がニューマシン『R26』のシェイクダウンを完了。フェイク画像が多数拡散される事態に


アウディF1チームのロゴ
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 アウディF1チームは、1月9日、ニューマシン『R26』のシェイクダウンを完了、2026年型マシンを最初に走行させたチームとなった。レースドライバーのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートが、それぞれバルセロナ・カタロニア・サーキットで100kmずつ走行を行った。ニューマシン『R26』は完全なブラックカラーで姿を現し、さらにチームが3月初旬から実戦で使用するものとは異なるボディワークを装着していたとも見られている。

 アウディ初のF1マシンはフィルミングデー・シーズンの幕開けを飾った。この日は天候に恵まれ、路面は一日を通してほぼドライの状態が保たれ、太陽も顔を出していた。ただし、南欧一帯で例年にない低温が続いていることに加え、ピレリのデモンストレーション用タイヤを使用しなければならないことから、この初走行は信頼性確認が主目的となった。アウディは単独走行で他チームとの比較対象がなかったこともあり、新車の性能を評価することは不可能だった。

アウディR26コンセプト
アウディF1が2026年F1カーのリバリーコンセプトを発表

 カタロニア・サーキットは工業地帯に隣接し、外周近くを一般道が通っているため、数名のファンがサーキット周辺に集まった。彼らは『R26』の走行を撮影、少なくともブラックカラーのマシンを遠景から捉えた長距離映像はいくつか記録された。

 しかし、近年の傾向として、AI生成の偽画像が多数出回ることは避けられなかった。一部のSNSアカウントは倫理観を欠き、多くの閲覧数を稼ぐために偽画像を『R26』の正規画像として平然と公開している。

 アウディはシェイクダウンを実施したことをInstagramで認め、スタッフの様子を示す写真を公開、そのなかにはマシンが小さく写ったものもあったが、『R26』の詳細を確認できるものではなかった。実車が正式に公開されるのは、バーレーンで2月に行われる第2回テストのころになるとみられる。

アウディR26コンセプト
アウディF1が2026年F1カーのリバリーコンセプトを発表

 バルセロナで1月26日〜30日に実施される2026年プレシーズンテスト1回目は、非公開で実施される。F1の方針により全11チームのシャシーの実際の姿は公開されず、流出するであろう画像はほとんど参考にならないものになるだろう。

 アウディはテスト終了後、メディアに対して短い声明を出し、「フィルミングデーは、シーズン開幕に向けてマシンの全機能が正常に作動するかを確認する機会だった」と説明した。

「この日のチームの焦点は、ハンドリングやパフォーマンスにはなかった。それらは月末にバルセロナで始まるプレシーズンテストの範囲となる」

 その後、Instagramを通して、アウディは数枚の画像に、次のようにコメントを添えた。

「我々は正式に走り出した。R26が初めてサーキットを走行し、バルセロナで記念すべき瞬間を迎えた。初日。初走行。ドライバーたちがこのマシンを体感する最初の機会だ」

「この場所から、前進への道が始まる」

 アウディは20日にローンチイベントをベルリンで行い、マシンの正式リバリーを披露する予定だ。

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(Text : GrandPrix.com / autosport web)

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