F1ドライバーズタイトルを争うマクラーレンふたりが技術規則違反の疑いで調査対象に。スキッドの過度な摩耗で失格の可能性
F1ラスベガスGP決勝後、FIAは、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマシンが技術規則に違反している可能性があることから、調査を行っていることを発表した。
違反はマシン底面のスキッドブロックの過度な摩耗であり、FIA F1技術代表ジョー・バウアーは、2台のマシンの最後部のスキッドが必要な厚さ9mmを下回っているとスチュワードに報告した。

過去の事例からみて、これが確認されれば、2台は失格になる可能性が高い。ラスベガスでノリスは2位、ピアストリは4位でフィニッシュしていた。ふたりはドライバーズタイトルを、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とともに争っており、ランキング1位ノリスと2位ピアストリのポイントが減ることになれば、フェルスタッペンにとって非常に有利な状況になる。