【予選日コメント】
フェルスタッペン、難コンディションで速さを引き出し予選2番手「ウエットは好きだけど、度が過ぎていて楽しくなかった」
2025年F1ラスベガスGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手を獲得した。ランド・ノリス(マクラーレン)のポールポジションタイムとの差は0.323秒だった。Q3でインターミディエイトタイヤで周回を重ねながらタイムを削っていたフェルスタッペンは、最後のアタックラップで暫定トップに立ったが、その後にチェッカーを受けたノリスに敗れ、2番手となった。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分34秒281/28周)
予選 2番手(Q1=2番手1分53秒458:ウエットタイヤ/Q2=5番手1分51秒593:ウエットタイヤ/Q3=2番手1分48秒257:インターミディエイトタイヤ)

「今日は予選をとてもうまく実行することができたと思う。コンディションは楽しいものではなく、路面が本当に滑りやすく、まるで氷の上を走っているようだった。ウエットで走るのは大好きだけど、今回はさすがに度が過ぎていて、すごく慎重にならなければならなかった。グリップがとても低く、ミスをせずに一貫性を保つ必要があったが、結局は自分の本能とマシン内での感覚を信じ、自分のやっていることを信頼するしかなかった」
「それでも、マシンの持つポテンシャルを最大限に引き出し、できる限りのことをすべてやったので、そこはポジティブだ。Q1とQ2では毎回うまくまとめるのが難しいが、今日はしっかり対応できた。Q3ではグリップが足りず、ポール争いには加われなかった」
「2位という結果は悪くないし、焦点はもちろん明日に向いている。誰がタイヤをうまく持たせられるかが鍵になるだろうが、それは今のところ僕たちが得意としてはいない部分だ。ハードタイヤについてはまだ情報がないので、どのようなパフォーマンスになるか見てみる必要がある」
「最大の懸念は良いレースペースを確保できるかどうかだ。厳しい戦いになるだろうけど、チャンスがあればもちろん挑んでいく」
