【】角田裕毅「加入以来最高のペースがいきなり失われた」Q1落ちの原因はタイヤ空気圧の誤り「チャンスを奪った」と代表が謝罪
11月22日
2025年F1ラスベガスGPの予選で、レッドブルの角田裕毅は19番手だった。
雨の予選で、角田は最初にインターミディエイトで出た後、すぐにウエットタイヤに変更、周回を重ねてタイムの向上を狙った。最後のラップで、自己ベストの1分56秒798を出したものの、19番手にとどまり、Q1で敗退した。
チーム代表ローレン・メキースは、角田の予選において、チームがミスを犯したと説明した。
「裕毅については、我々の責任だ。彼のタイヤの空気圧で大きなミスを犯し、基本的に競争力を発揮するチャンスがない設定で走らせてしまった。チームとして彼に謝罪する。このようなことは起きてはならないが、起きてしまった。我々ができる最善のことは、これから学び、より強くなって戻ってくることだ。彼は週末を通して本当に良いリズムに乗っていたので、彼のチャンスを奪ってしまったことは非常に辛いが、明日は興味深いレースデーになるはずだ」

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 18番手(1分36秒667/24周)
予選 19番手(Q1=19番手1分56秒798:ウエットタイヤ)

「セッションを通して全くグリップがありませんでした。まるで完全に氷の上にいるような感覚で、ホイールスピンばかりしていたのです。おかしいと分かっていましたが、タイヤセットに何が起きたのか分かっておらず、とても奇妙な感じでした」
「前回エクストリームタイヤを使った時はこんな感じではなく、とても速かったのに、今回は他の全員より3秒も遅れていたので、理解できませんでした。明らかに何かが正常ではなく、適切に機能していないことは感じ取れました。今では、タイヤの空気圧が本来あるべき数値から大きく外れていたことが分かり、Q1を通して抱えていた問題の説明がつきます」
「その状況下でできることはすべてやりました。厳しいですし、残念です。なぜなら予選までは週末を通して素晴らしいペースを持っていたからです。おそらくチームに加入して以来、最高のペースでした。明日のレースで何かを掴み取れるよう努力しなければなりません」

(autosport web)
角田 裕毅関連記事
- 角田裕毅「加入以来最高のペースがいきなり失われた」Q1落ちの原因はタイヤ空気圧の誤り「チャンスを奪った」と代表が謝罪
- 角田裕毅「良い初日。自信を持ってマシンをコントロールでき、ペースもいい」FP1でのマックス超えには、元王者が大きな期待
- 角田裕毅、接触とチームのミスで合計20秒のペナルティを受け、最下位に「最悪の週末。でもシーズン最後まで諦めない」
- 角田裕毅 スプリントのデータ収集には手応えも、予選19番手「驚くほどグリップがなかった。チームとして何かを間違えた」
- 角田裕毅 スプリント予選18番手「クラッシュで走行時間を失った影響ではない。謎のグリップ不足で、理解できない状況」
- 角田裕毅、ピアストリを抑える好走も11位「悔しい。楽に入賞できたはずなのに、自分たち自身でチャンスを投げ捨てた」

