【】フェルスタッペン、未知数のベガスに慎重「他のローダウンフォース・サーキットで勝っても、ここで速いとは限らない」
11月21日
2025年F1ラスベガスGPの木曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=4番手/フリー走行2=9番手だった。FP2では赤旗の中断により、ソフトタイヤでの予選シミュレーションが妨げられた。
今回レッドブルは、アップデートコンポーネントとして、フロントウイングの変更を申告している。
ヘッド・オブ・レーシングのジャンピエロ・ランビアーゼは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「コンディションが難しく、厳しい一日だった。ここでは常にそうだが、このようなコンディションでは、タイヤを正しい作動温度域に入れることが非常に難しい。しかし、その課題を克服することが、ラップタイムの大部分の向上につながるのだ」
「前向きな点は、両ドライバーとも一日を通してマシンの基本的なバランスに満足していたことだ。したがって今夜、大幅な変更を行う必要はないと考えている」
「日曜日に向けては、どちらのセッションでも意味のあるロングラン・シミュレーションが行われていないため、戦略も、相対的な競争力も、現時点では誰にとっても未知数である」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=4番手(1分35秒109/24周)/フリー走行2=9番手(1分34秒105/16周)
「今日のマシンバランスは問題なかったが、まだ少し改善する必要があり、タイヤからもう少しグリップを見つけなければならない。もちろん、各セッションでコースコンディションは少しずつ向上していったので、予選と決勝に向けて、タイヤをどのようにして適切なウィンドウで機能させるかを探っていた。セッション中断があって難しかったが、全員にとって同じ条件だ」
「同様のダウンフォースレベルを持つ他のコースとここを比較することはできない。ここははるかに気温が低く、路面がとても滑りやすい。他のコースで速いからといって、ここでも速く走れるとは限らないので、明日どうなるかを見ていきたい」
(ローダウンフォースのモンツァとバクーで優勝しているという指摘に対して語り)「ここははるかに気温が低く、路面がとても滑りやすいから、ローダウンフォースというだけで他のサーキットと比較することはできない。ここで速いことが保証されるわけではないよ」

(autosport web)
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