【】角田裕毅「良い初日。自信を持ってマシンをコントロールでき、ペースもいい」FP1でのマックス超えには、元王者が大きな期待
11月21日
2025年F1ラスベガスGPの木曜、レッドブルの角田裕毅はフリー走行1=3番手/フリー走行2=15番手だった。FP1では、チームメイトのマックス・フェルスタッペンより0.038秒速いタイムを記録。FP2では赤旗でクリーンなセッションにならなかったこともあり、15番手という結果になった。
FP1の後、ジェンソン・バトンが『Sky Sports F1』において、角田について次のようにコメントした。「マックスと同じマシンに乗ってチームメイトが彼より速かったのは久しぶりだ。今週末、この流れが続き、裕毅が彼のF1キャリアのために、良いパフォーマンスを見せてくれることを期待する」

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=3番手(1分35秒071/27周)/フリー走行2=15番手(1分34秒692/16周)
「全体的に、今日は良い自信を得ることができましたし、ラスベガスでの初日をこのような形で終えられて満足しています。FP1はとても良い感触でしたし、トラックの問題でFP2が中断されてしまったのは残念でしたが、それでもペースはあると思います」
「このマシンについて学び始めているところで、特にこのような低グリップのトラックでは、マシンにしっかりと自信を持つことが重要です。そうすることで安定してコントロールできます。FP2ではマシンの感触がFP1で感じたものとは少し違いましたが、セッションが進むにつれて正しい方向に回復しましたし、ペースは悪くありませんでした」
「また、マシン間で異なるセットアップを試せたのも良かったです。あとは明日に向けてすべてをまとめるだけです」
「4チーム間がかなりの接戦だと思うので、僕たちはマシンからもう少しスピードを見つけなければなりません。一晩で周囲のマシンとの比較から何かを見つけられると期待していますし、きっと見つかると確信しています。明日どうなるか見てみましょう」
(走行直後のインタビューで「最初のラップからセットアップ的にも自信を持てるマシンだったか」と聞かれ))「そうだと思います。特にこうしたグリップの低いサーキットでは、マシンへの自信がとても大事です。そうすれば一貫してクルマをコントロールできます。少なくとも、ある程度は自信がついてきて、このマシンをうまくコントロールできていることが示せたのは良かったです。もちろん、もっと詰めるべき点はありますが、良い感触です」
(「明日は上位で戦えると思うか」と聞かれ)「どうでしょうね。FP2ではあまり速くなかったと思います。フェラーリは依然としてかなり速いですし、4チームは本当に接戦です。もう少しマシンからスピードを引き出す必要がありますが、セットアップを比較する中で、夜の間に何かしら見つけられると期待していますし、きっと見つかると思います。明日どうなるか、見てみたいですね」

(autosport web)
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