【F速プレミアム】王者フェルスタッペンの戦い:レッドブルのマシンでスイートスポットを見つける難しさ
11月20日
F1第21戦サンパウロGPではピットレーンスタートから3位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペン。見事な追い上げのレースだったが、チャンピオンシップ争いではポイントがさらに広がってしまった。F1スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーがサンパウロGPの週末を語る。
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サンパウロGPの直前に、マックス・フェルスタッペンはこう語っていた。「タイトル防衛の希望をつなぐには、ブラジル、ラスベガス、カタール、アブダビでパーフェクトな週末を送る必要がある」
ところが、サンパウロ市内の伝統的サーキット、インテルラゴスでの週末は、とても完璧とは言えないものだった。スプリントは4位、そしてグランプリの予選も散々な結果で終えたのだ。マックスの予選Q1での敗退は、実に2021年のロシアGP以来のことだった。
選手権リーダーのランド・ノリスは、スプリントをポールポジションからスタートして優勝し、グランプリ予選でもポールを獲得した。これに対してフェルスタッペンは予選16位に甘んじたのである。グランプリ通算68勝をあげている彼は、すっかり打ちのめされていた。「何が起きているのか理解できない。いたるところでスライドしていて、まったくグリップがない。よほど慎重にドライブしないと、クラッシュしてしまいそうだった」
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