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【】松田次生のF1目線:形勢逆転はマクラーレン内の駆け引きが影響か。データ共有の重要性

11月19日

 フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2025年シーズンはリアライズコーポレーション ADVAN ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではKids com Team KCMGのアンバサダーを務める松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2025年第21戦サンパウロGPを振り返ります。

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 データを見ると、今のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はコーナー進入で突っ込みすぎですね。前はランド・ノリス(マクラーレン)のほうが突っ込みすぎだったのですが、逆転しています。

 ノリスがボトムスピードを上げて回っているのに対して、ピアストリは突っ込んでボトムスピードが落ちてしまい、なおかつアクセルオンも遅い。ドライバーの心理的にタイムを出そうとして、悪いほうに突っ込むかたちになっている。

 とくにターン12は突っ込みすぎていて、その後のストレートスピードでノリスに差をつけられていました。逆にターン4とか中高速のコーナーはピアストリは速い。だけど舵角は大きくて、強引にいっているような感じです。


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