【】オコン、序盤にパンクに見舞われる不運「最後はポイントを争いペースもよかったが、運が味方してくれなかった」
11月11日
2025年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、ハースのエステバン・オコンは12位でレースを終えた。
オコンは予選を17番手で終えていたが、レースの前にパワーユニット(PU)の内燃エンジン(ICE)を交換した。ICEは1年間で4基までの使用が認められているが、新たに投入されたICEは5基目であり、オコンはペナルティを受けることに。またパルクフェルメ規則下にあるマシンのエレメントの交換作業がFIAのテクニカルデリゲートの許可なく行われたため、オコンはピットレーンからレースをすることになった。
ハードタイヤを履いてスタートしたオコンだったが、タイヤのパンクに見舞われたためバーチャルセーフティカー(VSC)出動中の8周目にピットに入り、ミディアムタイヤに交換した。最後尾でコースに戻り7番手まで順位を上げたオコンは、47周目に2回目のピットストップで再びミディアムを履いてコースに戻り、終盤は入賞争いに絡んだものの12位で完走した。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=12位(71周/71周)
ピットレーン/タイヤ:ハード→ミディアム→ミディアム

「序盤のラップでパンクしていなかったら、今日はもっと上位にいられたはずだったが、残念ながらVSCが終了してレースがリスタートした時にパンクしてしまった。最後はドライバーたちとポイント争いをしていて、調子はよかった感じだが、残念ながら数周で逃してしまった。進歩は感じたし、ペースもよかったけれど、今日は運が味方してくれなかった」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
エステバン・オコン関連記事
- オコン、序盤にパンクに見舞われる不運「最後はポイントを争いペースもよかったが、運が味方してくれなかった」
- ベアマンが自己ベスト4位「フェルスタッペンとのバトルはクールだった」ハースにとっても最高位タイ、ランキングは8位に
- 苦戦のオコン、高速域でのパフォーマンス改善のため空力バランスを落として走行「それが他の部分に負担をかけた」
- オコン、スタートで順位を上げるも長めの第1スティントは機能せず「DRSトレインで挽回できなかった」
- ベアマンは12位。リスタートでの順位ダウンを悔やむ「マシンは速かったが、それでも何もできなかった」
- オコン、第1スティントは最長の51周「ピットストップですべてを失っては意味がないので長くステイアウトした」

