【】コラピント「マシンを組み立て直したが、フィーリングを同じ状態に戻せなかった」スプリントでのクラッシュがレースにも影響
11月11日
2025年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフランコ・コラピントは15位でレースを終えた。
コラピントは16番手からミディアムタイヤでスタート。他車のピットストップたリタイアなどにより9番手まで上がり、29周目にピットイン。ソフトタイヤに交換して16番手でコースに戻り、43周目に2回目のピットストップでミディアムに履き替えて、15位でフィニッシュした。
なおコラピントは、このサンパウロGPの金曜日にアルピーヌとの契約延長を発表しており、2026年もピエール・ガスリーとのコンビで戦っていくことになる。
■フランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=15位(71周/71周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ミディアム

「スタートした時点から難しいレースになることはわかっていた。タイヤマネジメントと乱気流のなかでの走行に、長い午後を費やすことになった。午前中降っていた雨が上がって、全員が同じようなレースを展開し、ほとんどのドライバーが2ストップでレースを終えた。結局、基本的にはスタート時点と変わらない結果となり、僕たちはあまり進歩できなかった」
「スプリントレースが終わり、マシン全体を再度組み立て直した後、僕たちはさらに苦戦したようで、マシンのフィーリングやリズムを以前と同じ状態に戻すことができなかった。安定感がなくなり、スライディングが多くなった。つまり、今日はタイヤのデグラデーションとさらに戦って、レース中はタイヤマネジメントをしなければならなかったということだ」
「検討すべき点がたくさんある。ラスベガスにはさらに強くなって戻り、よい調子で1年を終えられるよう努力していく。全体的に、今週末のコースではもっと多くのことを期待していた」
「このレースではいつものことだが、ファンは素晴らしく、彼らのエネルギーを本当に感じることができた。それに、チームとピエールがまた1ポイントを獲得したことは素晴らしい。これはチームにとってもうひとつの大きな後押しになる」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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