【】ヒュルケンベルグはパワーの問題に見舞われリタイア「それなりの結果を出せるペースがあるのでフラストレーションが溜まる」
10月28日
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはリタイアでレースを終えた。
ヒュルケンベルグは13番手からソフトタイヤでスタート。スタート直後の混乱のなか16番手、18番手と順位を落としてしまい、後方から巻き返しを狙うことに。他車のピットストップの間に15番手まで上がったものの、ヒュルケンベルグは25周目にリタイアとなった。
コンストラクターズ選手権8位でメキシコシティGPに臨んだキック・ザウバーは、ガブリエル・ボルトレートが10位に入賞し1ポイントを獲得したが、選手権9位のハースが14ポイントを獲得したことで逆転を許した。その結果ハースが62ポイントで8位、キック・ザウバーが60ポイントで9位となっている。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=DNF(25周/71周)
13番グリッド/タイヤ:ソフト

「今日は明らかにとても厳しいものだった。フォーメーションラップからパワーの問題が発生し、そのせいで基本的にレースは始まる前に終わってしまった。僕たちはそれなりの結果を出せるだけのペースがあることをわかっているので、チーム全員にとってフラストレーションが溜まる状況だ」
「それでも、ガビ(ガブリエル・ボルトレート)のおかげでなんとかポイントを獲得することができた。何もないよりはいいことだ。全体的には残念な週末だったが、何が悪かったのかを懸命に理解し、ブラジルで反撃するつもりだ」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
ニコ・ヒュルケンベルグ関連記事
- ヒュルケンベルグはパワーの問題に見舞われリタイア「それなりの結果を出せるペースがあるのでフラストレーションが溜まる」
- ザウバーのヒュルケンベルグ8位入賞「ようやく実力を示すことができた」スプリントでは4番グリッドのチャンス失う
- ヒュルケンベルグ「コラピントがかなり早めにブレーキをかけて驚いた」接触で翼端版を破損、スピンも喫して最下位に
- ヒュルケンベルグは油圧のトラブルでスタートできず「苛立ちを感じるが、マシンパフォーマンスの改善がわかり励みになる」
- クラッチの問題によりスタートで順位を落としたボルトレート。同期のハジャーには「表彰台に立つ姿を見れて嬉しい」と祝福
- ヒュルケンベルグ、後方からソフトタイヤでアグレッシブな戦略を採用も「1ストップが効果的な手段だった」


