【】角田裕毅、ピアストリを抑える好走も11位「悔しい。楽に入賞できたはずなのに、自分たち自身でチャンスを投げ捨てた」
10月27日
2025年F1メキシコシティGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は11位という結果だった。
1周目にふたつ順位を上げて8番手に浮上、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンにとってタイトル争いのライバルであるオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を後ろに抑え続けた。11周目に抜かれ、一時エステバン・オコン(ハース)にプッシュされるが、しのぎきった後、長いファーストスティントを走った。
上位勢のピットストップにより一時は4番手までポジションを上げ、その後は、ピットストップ後に後ろから追い上げてきたオリバー・ベアマン(ハース)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ピアストリ、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)と戦った後にかわされ、角田は9番手を走行中の36周目にピットイン、タイヤをミディアムからソフトに交換した。この際のピットストップでは時間がかかり、セカンドスティントを15番手からスタートすることになった。
前方のマシンのピットストップにより、角田は12番手に上がり、終盤にアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)を抜いて、11番手でフィニッシュ。ポイントには一歩届かなかった。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=11位(71周/71周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「今日は本来なら簡単にポイントを取れるはずでした。でも、僕たちは自分たちでそれを投げ捨ててしまいました。でも仕方がないです。これもレースです」
「ポジティブな点としては、ペース自体はかなり良かったと思います。ですから、得られるものはありました」
(週末を通してマシンから得た教訓はあったかと聞かれ)「はい、引き続き成長し続け、学び続けています。それが自分のやるべきことです」
「ただ、今日のように本来なら簡単に取れたポイントを逃すという状況は、とても悔しいです。8位か7位あたりにはなれたと思います。本当にフラストレーションが溜まります」


(autosport web)
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