2025年F1第20戦メキシコシティGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

【】フェルスタッペン、ポールと0.484秒差の予選5番手「何をしてもマシンが改善せず。優勝争いはできないだろう」

10月26日

 2025年F1メキシコシティGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5番手という結果だった。4番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)との差はわずか0.036秒だったが、ランド・ノリス(マクラーレン)のポールポジションタイムとは0.484秒差だった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第20戦メキシコシティGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 6番手(1分17秒242/30周)
予選 5番手(Q1=9番手1分17秒076:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分16秒605:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分16秒070:ソフトタイヤ)

「マシンに対して多くのことを試したが、残念ながら予選ではうまくまとまらなかった。努力が足りなかったわけではない。いくつかのエリアでは改善が見られたが、悪化した部分もあり、全体的にとてもドライブしづらい状態になってしまった」

「残念ながらバランスが予測不可能で、プッシュすることができず、かなりスライドが多かった。このサーキットではそれは良いことではない。グリップが全くなく、十分なペースもなかった。今週末は全体的にあまりうまくいっていない」

「明日のロングランについては、現時点では何とも言えないが、1ラップペースの状態よりも劇的に良くなるとは期待していない。そして、ここではオーバーテイクも難しいだろう。ベストを尽くすつもりだけれど、前方のグループとの戦いはかなり激しくなると思う。温度が高くなり、タイヤにも厳しくなるはずだ」

「一番重要なのは、トラブルに巻き込まれないことだ。とても長いレースになるからね。ベストを尽くし、すべてを最大限活用して戦うつもりだ」

(予選直後のインタビューで語り)「週末を通してマシンにグリップを見つけられずにいる。これについては理解しなければならない。なぜなら予選でそういった問題があると、かなりスライドしてしまうし、このサーキットではそれが致命的になるからだ」

「(金曜夜にマシンに加えた変更は)通常なら違いが出るような大きな変更だった。普通は、何かを変えれば結果に現れる。でも今週末は全体的に厳しい」

「気温が上がり、タイヤにも厳しくなるだろう。良いバランスが必要だが、今のところ僕たちにそれがあるとは思えない。でも何ができるか見てみよう。前方のグループと戦えるとはあまり期待していない。彼らの方が圧倒的に速いからね。むしろ周囲にいるマシンとの戦いになるだろう」

レッドブルのマックス・フェルスタッペン、ローレン・メキース(チーム代表)、ヘルムート・マルコ(モータースポーツコンサルタント)
2025年F1第20戦メキシコシティGP レッドブルのマックス・フェルスタッペン、ローレン・メキース(チーム代表)、ヘルムート・マルコ(モータースポーツコンサルタント)


(autosport web)