
【】ガスリー、タイヤ交換時のタイムロスで「すべてが崩れた」コラピントは終盤の追い抜きをめぐり「話し合って学んでいく」
10月21日
2025年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフランコ・コラピントは17位、ピエール・ガスリーは19位でレースを終えた。
コラピントはミディアムタイヤで15番手からスタートし、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)やランス・ストロール(アストンマーティン)らと争い14、15番手あたりを走行した。他車のピットストップに伴いさらにポジションを上げたコラピントは、11番手を走行していた32周目にピットイン。最後尾から再び追い上げを狙ったが、終盤には前を走るがスリーを追い抜くなとの指示を受けた。しかし最終的にはガスリーを交わして17位で完走した。
ガスリーはコラピントのひとつ前である14番グリッドからスタートし、序盤はその位置をキープ。13番手を走っていた27周目にミディアムタイヤからユーズドのソフトタイヤに履き替え、終盤はコラピントやボルトレートに抜かれ19位で完走した。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=19位(55周/56周)
14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト

「根本的にパフォーマンスが欠けていて、残念な午後になった。今日、僕たちは遅すぎた」
「最初のスティントはよい感触だった。僕はトレイン状態のなかでリアム(・ローソン/レーシングブルズ)の後ろにいて、すべてがかなりうまく管理されているように感じた。その後、ソフトタイヤに交換するためにピットストップをしたが、それに時間がかかってしまった。その時点から、トラフィックに巻き込まれたレースの終わりまでに、すべてが崩れてしまった」
「チームとして検討すべき点が数多くある。日曜日に競争力を発揮するのがとても難しいからだ。僕たちは(改善に)取り組み、来週末にメキシコシティでまた挑戦する」
■フランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=17位(55周/56周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト

「僕たちチームにとって、全体的に厳しい1日であり、厳しい週末だった。僕の方はあまりスムーズではなく、全体的にマシンにかなり苦戦していた。僕たちはセッションごとに多くのことを学んだ。目標は、コースに出るたびにより強くなることだ。来週末のメキシコシティでまたそうするチャンスがある。僕たちはチームとして懸命に努力を続け、改善点を見つけるだろう」
「最後には、僕はピエールよりも少しだけフレッシュなタイヤを履いていた。ガブリエルがアタックしているのが見えたので、彼を僕たちふたりの後ろに抑えておきたかった。チームとしてこのことについて話し合い、前進することで学んでいくつもりだ」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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