
【】苦戦のオコン、高速域でのパフォーマンス改善のため空力バランスを落として走行「それが他の部分に負担をかけた」
10月21日
2025年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ハースのエステバン・オコンは15位でレースを終えた。
オコンは17番手からハードタイヤでスタート。スタートでフランコ・コラピント(アルピーヌ)やガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)を追い抜くも、再び彼らに追い抜かれ、さらにランス・ストロール(アストンマーティン)にも先行を許したオコンだったが、一時は3つ順位を上げ、24周目にピットに入りミディアムタイヤに交換した。最後尾でコースに戻ったオコンは、14番手まで浮上したが、終盤にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)に抜かれて15位でフィニッシュした。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=15位(56周/56周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

「控えめに言っても、とても厳しい午後だった。ターン1で3つか4つ順位を上げたが、ハードタイヤのグリップが効かずに滑ってしまったので、最初の数周で上げたポジションをすべて失ってしまった。そこからのペースはよかったものの、最初の25周か30周で失ったものを取り戻すことはできなかった」
「こんなに厳しい週末になった理由は、僕たちにとってはかなりはっきりしている。高速セクションが信じられないほど難しかったため、空力バランスを大幅に落とさなければならず、それが他の部分に負担をかけることになったんだ。僕たちは見直しが必要だ。今日のレースで(チームメイトのオリバー・ベアマンが)2ポイントを獲得できたのは、チームにとってよいことだ」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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