
【】ノリス、7位にとどまり、ピアストリとの差は6点しか縮まらず「絶好のチャンスを逃したとは思っていない」
9月23日
2025年F1アゼルバイジャンGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7番グリッドから7位という結果だった。
スタートでポジションを落とし、ファーストスティントではシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろ8番手を走行。順位を上げることを狙い、ノリスはミディアムタイヤで長いスティントを走り、ルクレールよりはるかに遅いタイミングの37周目にピットストップを行った。
しかしこの時、タイヤ交換の作業に遅れが出て、ルクレールの後ろに戻る結果に。その後、ノリスは40周目にルクレールをかわし、7番手に上がり、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、角田裕毅(レッドブル)のすぐ後ろを走り、5番手争いを展開するが、前に出ることができず、7位フィニッシュとなった。
チームメイトでポイントリーダーのオスカー・ピアストリは、1周目にクラッシュでリタイア。ノリスにとってはポイント差を大幅に縮めるチャンスだったが、6ポイント獲得にとどまり、ふたりのギャップは25ポイントとなった。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(51周/51周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「難しいレースであり、全体的に難しい週末だった。今日はペースは悪くはなかったが、オーバーテイクするには十分ではなかった。昨日(の予選で)十分に良い仕事ができなかったこと、そして今日戦略の選択肢が限られていたことで、僕たちにできることはあまりなかった」
「フラストレーションを感じる。週末をこのように終えることは望んでいなかった。今は次のシンガポールに目を向け、懸命に努力したい」
(レース直後に『Sky Sports F1』に対して語り)「とにかく前を追走して抜くのがあまりにも困難だった。だからマシンの速さがどうであろうと大して意味がなかった。戦略でできることもほとんどなかった。だから今日以上のことはできなかったと思う」
「自分にできることはすべてやった。僕は毎週末、最大限の結果を出そうとしている。今回は絶好のチャンスだったのに取り逃がした、というわけではない。すべてのレースがチャンスだ。今日は単純に僕たちが十分ではなかったし、昨日もミスを犯しすぎた」

(autosport web)
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