2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を継続、3つの会場で初開催
FIA国際自動車連盟とF1は9月16日、来季となる2026年シーズン中に実施されるスプリントレースのカレンダーを発表した。今季同様に6戦を継続しつつ、3戦が初開催コースとなる。
2021年に初導入されたF1スプリントは、レースウイークにスプリントの予選と約100kmのレースを行うもの。今季となる2025年シーズンは金曜日フリー走行1回目の後にスプリント予選、土曜日にスプリントレースと本戦の予選、日曜日に決勝というスケジュールで争われている。
来季となる2026年シーズンはスプリント導入6年目。カレンダー入りしたのは中国、マイアミ、イギリス、カナダ、オランダ、シンガポールの6大会。このうち中国とマイアミは3年連続、イギリスは2021年の初開催ぶりにスプリントが行われる。一方でカナダ、オランダ、シンガポールは来年が初スプリントになる。
F1のステファノ・ドメニカリ社長兼CEOは「F1スプリントは2021年に導入されて以来、プラスの影響と人気が高まり続けている」と述べた。
「従来のグランプリウイークエンドのふたつのセッションではなく、4つの競技セッションを行うF1スプリントイベントでは、ファン、放送パートナー、プロモーターにとって、より多くのアクションが提供され、観客数と視聴者数の増加に繋がっている」
また、FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は「スプリントフォーマットは、F1においてエキサイティングな要素となり、世界中のファンにハイテンションなレースとさらなるエンターテイメントを提供している」と語った。
「新世代マシンとレギュレーションを導入する2026年シーズンに向けて、F1に対する私たちの幅広い野心とともに、スプリントが進化していくことを嬉しく思っている」
Date | Country | Circuit |
---|---|---|
3月13〜15日 | 中国 | 上海 |
5月1〜3日 | アメリカ | マイアミ |
5月22〜24日 | カナダ | モントリオール |
7月3〜5日 | イギリス | シルバーストン |
8月21〜23日 | オランダ | ザントフォールト |
10月9〜11日 | シンガポール | マリーナベイ |