フェルスタッペンがニュルブルクリンクでのライセンス“グレードA”を取得「GT3カーで24時間レースを戦いたい」
4度のF1チャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、ニュルブルクリンク北コースで開催されるADACニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第7戦に参戦、9月13日にポルシェ718・ケイマンGT4 CSで走行し、GT3で戦うためのドライバーライセンスを取得した。これによりフェルスタッペンは、ニュルブルクリンク24時間レースにもGT3クラスで参戦することが可能になった。
耐久レースへの情熱を持ち続けるフェルスタッペンは、ニュルブルクリンク北コースでのライセンス取得のため、土曜朝のウエットの予選と午後の4時間レースに参加した。取得条件として14周完走と2台の車での出走が必要だった。フェルスタッペンは、980号車ポルシェ718・ケイマンGT4 CSで義務周回を走破し、ライセンス取得条件のひとつを満たした。
しかし所属チームの89号車が予選でダメージを負い、スタートできなかったため、ライセンス発行について委員会が審査。結局は不可抗力と認められ、フェルスタッペンに対し、DMSB(ドイツモータースポーツ連盟)によるノルドシュライフェ・パーミット・グレードAが発行されることになった。
これによりフェルスタッペンはGT3でニュルブルクリンク耐久シリーズや24時間レースに参戦可能となり、早ければ9月27日のNLS第9戦での出場が見込まれている。
「ここでGT3カーを駆って24時間レースを戦えるなら、それは素晴らしいことだ」とフェルスタッペンはコメントしている。