ヒュルケンベルグは油圧のトラブルでスタートできず「苛立ちを感じるが、マシンパフォーマンスの改善がわかり励みになる」
2025年F1第16戦イタリアGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはレースをスタートすることができなかった。
ヒュルケンベルグは12番グリッドからレース前のフォーメーションラップを走り出した。しかし走行中にチームから無線でリタイアしなければならないことを伝えられ、ヒュルケンベルグはピットに戻り、イタリアGPをスタートすることができなかった。
なおキック・ザウバーはチームメイトのガブリエル・ボルトレートが8位入賞を果たしており、コンストラクターズ選手権では、ひとつ上の選手権7位のレーシングブルズとの差を6ポイントに縮めている。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=DNS(0周/53周)
12番手/タイヤ:ミディアム
「レースをスタートすらできないとなると、当然ながら本当に苛立ちが募る。油圧の問題が発生し、フォーメーションラップ中にリタイアせざるを得なくなったので、今後は詳細を適切に調査し、細かいところまで理解する必要がある」
「そうは言っても、マシンのパフォーマンスが明らかに向上していることがわかったので、それが僕たちにとって励みになっている。モンツァはいつもオーバーテイクが難しい場所なので、今日は何位で終わるかわからなかっただろう。ポジティブな面では、ガビ(ガブリエル・ボルトレート)にとってよい週末となり、彼がチームに貴重なポイントをもたらした」