【】入賞圏外から巻き返していたサインツ、接触でマシンを損傷「さらに順位を上げるためにできることは何もなかった」
9月9日
2025年F1第16戦イタリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのカルロス・サインツは11位でレースを終えた。
サインツはミディアムタイヤで13番手からスタート。DRSトレインのなかを走り続け、他車のピットストップに伴いサインツは8番手まで浮上した。25周目にはチームからの指示によりチームメイトのアレクサンダー・アルボンとの順位を入れ替え、30周目にピットに入った。サインツはハードタイヤに交換して16番手でコースに戻り、後方から追い上げを狙った。
しかしサインツは41周目にオリバー・ベアマン(ハース)とロッジアで接触し、2台ともスピンを喫した。この件でベアマンには10秒のタイムペナルティが科されている。幸いサインツはそのまま走行を続けることができ、11位でフィニッシュした。
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
決勝=11位(53周/53周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日のレースでは難しい1日を過ごした。僕たちはミディアムタイヤでスタートした集団のなかの最後のクルマだったので、戦略的な余裕はあまりなかった。ハードタイヤに交換するためにピットストップをする前、最初のスティントをかなり伸ばしてタイヤデルタを作った」
「オリー(オリバー・ベアマン)のアクシデントが起こるまでは、僕たちはとても強力で、いい巻き返しを見せていた。マシンが損傷したため、さらにポジションを回復するためにできることは何もなかった。多くのポイントを逃し、またしてもこのようなレースを受け入れるのは辛いことだ。でもスピードはあるし、バクーに向けて調子を取り戻せるようベストを尽くすよ」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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