
【】アストンがダブル入賞。ストロールは最後方から7位「マシンを直してくれた皆に感謝」アロンソは不満が残る8位
9月2日
2025年F1オランダGP決勝で、アストンマーティンのランス・ストロールは7位、フェルナンド・アロンソは8位でダブル入賞を果たした。
予選Q1でのクラッシュによりノータイムで終わったストロールは、19番グリッドからスタート。ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)との接触で早々にピットストップを行った結果、アンダーカットによってポジションを上げることができ、セカンドスティントでは9番手を走行。8位でフィニッシュした後、6位フィニッシュのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が降格になったことで、ストロールは最終的に7位を手にした。
アロンソは10番グリッドからスタートでポジションを落とし、トラフィックの中を走らなければならなかった。ピットストップは2回ともセーフティカー出動前に行っており、それによって順位を大きく落としたが、53周目のセーフティカーの際にステイアウトしたことで順位を回復。長い最終スティントを走り、タイヤに苦労しつつ、ポイント圏内の位置を守り切った。アロンソは9位でフィニッシュ、アントネッリの降格で8位を獲得した。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(72周/72周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

「波乱に富んだレースで、多くのチャンスがあった。2台ともポイントを獲得できてうれしい」
「適格な戦略判断をし、最初のピットストップを早い段階で行ったことが功を奏し、レース序盤から大きくポジションを上げることができた。19番手からのスタートで、さらに金曜と土曜に(クラッシュしたことで)チームがマシンを組み直すために懸命に働いてくれた後だっただけに、このレースで巻き返せたことがうれしい。来週のモンツァでまた戦えるのを楽しみにしている」

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(72周/72周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

「今日のレースではマシンのペースが良かったこともあり、ポイントを獲得することができた」
「セーフティカーのタイミングに恵まれず、それを活用することができなかった。2回目のストップの後、レース終盤には他車とバトルする機会があり、自分たちより前でフィニッシュしたマシンよりも速いと感じる場面もあった」
「ファンにとってエキサイティングなレースだったと思う。来週のモンツァでも良いアクションが見られることを期待している」

(autosport web)
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