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【】松田次生のF1目線:エアロのおいしい速度域の違い。ブレーキングで気を遣うマクラーレン

8月17日

 フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2025年シーズンはリアライズコーポレーション ADVAN ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではKids com Team KCMGのアンバサダーを務める松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2025年第13戦ベルギーGP、第14戦ハンガリーGPを振り返ります。

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 今回のベルギーGPではフジテレビのF1中継で3日間解説を担当させてもらいましたので、データ等含めていつも以上にじっくり見ることができました。

 そこでわかったことは、エアロのおいしい速度域がマクラーレンとレッドブルでは違うということです。マクラーレンは180〜270km/hあたりの速度域が速く、対してレッドブルは280〜300km/h超えあたりがおいしい。

 レッドブルはこの280km/hより下の領域でエアロの“谷”があり、マックス・フェルスタッペンがよく「曲がらない」といっているのがまさにこの領域なんです。ハンガロリンクはこういうコーナー主体のコースであったことが敗因につながっています。


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