
【】オコン「インターミディエイトで2周長く走りすぎた」タイヤ交換のタイミングを誤ったと決断を悔やむ
7月29日
2025年F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、ハースのオリバー・ベアマンはオリバー・ベアマンは11位、エステバン・オコンは15位でレースを終えた。
ベアマンは12番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタートし、多くのマシンと同様に12周目にピットに入ってミディアムタイヤに交換して最後まで走り切って11位でフィニッシュした。オコンはベアマンのひとつ前の11番グリッドからスタートし、13周目にピットに入りインターミディエイトからユーズドのミディアムに交換。これによりオコンは最後尾まで下がってしまったが、そこから5つポジションを上げて最終的に15位で完走した。
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=11位(44周/44周)
12番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

「ミディアムタイヤに交換するための最初のピットストップが少し遅かったようで、11位でポイント圏外になってしまった。残念ながらエンジンに問題があり、そのせいで3つポジションを落とした。その前は(アルピーヌのピエール・)ガスリーより前にいて、(キック・ザウバーのニコ・)ヒュルケンベルグが2回ピットストップをしたから10番手を確保できたはずだったし、レース全体を通してその順位を維持できていただろう」
「マシンの感触は素晴らしかったが、オーバーテイクができなかったのは、マシンがよかっただけに本当に残念だった。ハンガリーに向けてまだ前向きになれると思う。今週末の僕たちは強くて速かったし、ハンガロリンクは僕たちとかなり相性がいいコースだと思うからね」
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=15位(44周/44周)
11番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

「残念ながら、僕たちは今日完全に間違った決断をしたと思う。特に後半のドライのとき、マシンのペースはまずまずだったので、チームとしてすべてをまとめる必要がある。インターミディエイトタイヤで2周長く走りすぎてしまった。その後ミディアムタイヤに切り替えたが、明らかにパフォーマンスが下がったので、見直すことが必要だ」
(Text : autosport web / Translation : AKARAG)
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