
【】サインツ、マシンを雨仕様に変更もドライレースで不利に「ピットストップでも問題があり全体的に少し残念なレース」
7月29日
2025年F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのカルロス・サインツは18位でレースを終えた。
予選を15番手で終えたサインツは、パルクフェルメ下にあったマシンの空力セットアップなどをFIAテクニカルデリゲートの許可なく変更したため、レースをピットレーンからスタートした。サインツは14番手を走っていた12周目にインターミディエイトタイヤからミディアムタイヤに交換。26周目には2回目のピットストップを行ってハードタイヤに交換して、最後まで走り切った。
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
決勝=18位(44周/44周)
ピットレーン/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム→ハード

「昨日の予選前のセットアップ変更で大きな代償を払った。そのためスターティングポジションでは失うものがほとんどなかったので、ピットレーンからスタートするという賭けに出て、マシンをウエット仕様に変更した」
「残念ながら最悪の天気のなかで赤旗が出て、レースはドライとなり、僕たちにとって状況が不利になったのは明らかだった。ピットストップでも問題があったので、全体的に少々残念なレースになってしまった」
「でもポジティブな面としては、スプリントはとても強力だった。それに、今日は新しいパッケージがアレックス(アレクサンダー・アルボン)のマシンでうまく機能したから、来週を楽しみにしている」
(Text : autosport web / Translation : AKARAG)
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