2025年F1第12戦イギリスGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)

【】サインツ、終盤はルクレールとの接触でダメージを負ったまま完走「これが僕のシーズンの現状のようだ」

7月8日

 2025年F1第12戦イギリスGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのカルロス・サインツは12位でレースを終えた。

 サインツは9番手からインターミディエイトタイヤでスタートし、7番手まで上がり11周目に2セット目のインターに交換。トップ10圏内に戻ったあとはスピンを喫して順位を下げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が追い上げてきており、34周目にオーバーテイクを許して10番手に下がった。41周目にはミディアムタイヤに交換し、サインツは12位でフィニッシュした。

■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
決勝=12位(52周/52周)
9番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
2025年F1第12戦イギリスGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)

「よいレースができた。トラブルを避け、タイヤを管理できたし、ペースも出ていた。レース終盤にスリックタイヤでシャルル(・ルクレール/フェラーリ)をオーバーテイクするところだったが、あいにく彼はターン15でマシンのコントロールを失い、コースを横切って僕のフロントウイングとフロントフロアに衝突してしまった。僕たちはふたりともコースアウトして大きくポジションを落とし、僕はレース終了までマシンにダメージを受けたままだった。今のところこれが僕のシーズンの現状のようだ」

「さまざまな問題が週末に影響を及ぼし続けていることが、とても苛立たしい。僕はうまくドライブしているし、もっとよい日が来ることはわかっているが、今の時点では不満が募っている。2週間のリセットを楽しみにしているし、シーズン後半がよりよいものになることを期待している」

「今週末に会場にいたウイリアムズファンのみんなには、心から感謝している! みんなのサポートは素晴らしかったよ! ありがとう」



(Text : autosport web / Translation : AKARAG)