
【】チーム全員が笑顔に。ローソンが今季自己最高の予選6番手「こんな良い予選は久しぶり。ようやくすべてがうまくいった」
6月29日
2025年F1オーストリアGPの予選で、レーシングブルズのリアム・ローソンはQ3に進出し、今季自己ベストの6番手を獲得した。
FP3で11番手を獲得したローソンは、Q1では3番手タイムを記録、Q2では9番手に入り、Q3進出を決めた。Q3では新品タイヤでの終盤のアタックにかけ、1分04秒926を記録し、イエローフラッグの影響を受けたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜いて6番手を獲得した。
予選6番手はローソンにとって、2024年サンパウロGPで記録した5番手に次ぐ成績。チームメイトのアイザック・ハジャーは予選13番手だった。
チームは、予選後、ガレージでスタッフたちが笑顔で喜ぶシーンをSNSで公開している。

■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
FP3 11番手(1分05秒182/19周)
予選 6番手(Q1=3番手1分05秒017:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分05秒041:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分04秒926:ソフトタイヤ)

「すごく久しぶりな感じがするね! 良い予選ができたので本当に気分がいい。チームの舞台裏のすべての動きを見てきた。ここ数戦はすべてが本当にいい感じで、自分自身もとても良い感覚を持っていた。皆でマシンに関してたくさんの作業に取り組んできたし、僕は自分自身について努力してきた。自分がより快適に走れるようにするためにね」
「ポテンシャルはあったけれど、今まではそれが表面に出てこなかった。今日それを示すことができてうれしい。もちろん、肝心なのは明日だけれど」
「今日はスムーズな予選を実行できた。ここ数戦、フリープラクティスではペースは確かにあった。カナダもバルセロナもね。でも予選では結果に結びつかなかった。今週末は目標を達成することができた。全体的に接戦だったから、そこでしっかり良い仕事ができてよかったと思う。ドライバーにはやるべきことを成し遂げなければならないというプレッシャーがかかっていたし、チームにも同じだけのプレッシャーがかかっていた」
「週末を通してマシンの微調整に取り組んできた。どのチームも向上のために追求していたから、最大限の仕事をする必要があった。やり切ることができてよかったよ」

(autosport web)
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