岩佐歩夢が学生の前でレースと挑戦を語る。地元大阪のホンダテクニカルカレッジ関西で講演
6月18日、岩佐歩夢が地元の大阪府にある学校法人ホンダ学園ホンダテクニカルカレッジ関西を訪問し、MCを務めたピエール北川さんとともに集まった生徒たちの前でトークショー形式での講演を行った。
1965年F1メキシコGPでリッチ・ギンサー駆るRA272で初優勝を収めてから、2025年で60周年を迎えたホンダ。今回の企画は、将来の技術者を育成するホンダテクニカルカレッジの学生にホンダF1の挑戦の歴史や魂、図面などを知ってもらうためにスタートしたもの。
今回は現役ホンダ・レーシング(HRC)ドライバーで、F1に参戦するビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズのリザーブドライバーを務める岩佐が『F1への挑戦 〜岩佐歩夢×ホンダのチャレンジスピリット』をテーマに講演を行った。
会場にはホンダテクニカルカレッジ関西で学ぶ大勢の生徒が集まり、岩佐がカートを始めたきっかけからホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)での学び、FIA F2の戦い、現在参戦する全日本スーパーフォーミュラ選手権、そしてF1への挑戦などを語った。
トークでは岩佐自身の話に加え、ホンダF1エンジンのハイブリッド技術などにも触れられ、およそ1時間にわたる講演会の後には学生からの質問タイムも設けられた。最後に岩佐は集まった生徒たちに「夢に向かって挑戦し続けてください」と語り、参加した学生たちにとって貴重な時間になったようだ。