ストロール、ホームレースでの入賞に届かず「長く苛酷な1日。あらゆる分野で改善点を見つけられるよう取り組む」
2025年F1第10戦カナダGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは17位でレースを終えた。
17番手からユーズドのミディアムタイヤでスタートしたストロールは、1周目にひとつ順位を落とすも走行を続け、24周目に最初のタイヤ交換でユーズドのハードを選択。51周目にユーズドのミディアムに履き替え、終盤のセーフティカー出動中にソフトタイヤに交換したが、レースはセーフティカーランのまま終了したためストロールは順位を上げることができず、ホームレースを17位で終えた。
なおストロールはレース中にピエール・ガスリー(アルピーヌ)との争いおいて、ガスリーをコース外に押し出したとして10秒のタイムペナルティを受け、ペナルティポイントを2ポイント追加された。これでこの12カ月間におけるストロールのペナルティポイントは、累積5ポイントとなった。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=17位(69周/70周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ハード→ミディアム→ソフト
「長く苛酷な1日だったし、全体的に今週末のことはあまり満足していない。レースを17番手からスタートするのはいつも難しいことだ。それに今日のマシンには、順位を上げるだけのペースがあるとは感じられなかった。2週間後にまたオーストリアへ向かう。それまでに、あらゆる分野で改善できる点を見つけられるよう懸命に取り組んでいく」