【決勝日コメント】
18歳のアントネッリ、史上3番目の若さで表彰台獲得「ストレスの大きいレースだったが、マクラーレンに勝ててうれしい」
2025年F1カナダGP決勝で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは3位に入り、F1キャリア初の表彰台を獲得した。18歳294日のアントネッリは、マックス・フェルスタッペンとランス・ストロールに次いで史上3番目の若さでF1表彰台に上ったことになる。
4番グリッドからスタート直後にオスカー・ピアストリをかわして3番手に上がった。レース終盤、ピアストリから激しいプレッシャーをかけられたが、アントネッリはミスなくしのぎきった。
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(70周/70周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「とても激しく、ストレスの多いレースだった。でも、F1で初の表彰台を獲得できたことを本当にうれしく思う」
「その鍵となったのはスタートだった。ピアストリに対してトラックポジションを得ることができ、それによって自分たちのペースを示すことが可能になった。一時は(マックス・)フェルスタッペン(レッドブル)に追いつき、彼にプレッシャーをかけることもできた」
「最終スティントでは、序盤に少しプッシュしすぎたと思う。それが終盤で難しい展開を招いた。それでも、マクラーレン勢からポジションを守り切ることができ、マシンを3位で持ち帰ることができた」
「ブラックリーとブリックスワースの(ファクトリーの)すべてのスタッフに感謝を伝えたい。彼らはマシンを改良するために懸命に取り組んできた。だからこそ、このような結果を得ることができた。チームの2台がそろって表彰台を獲得できたことをうれしく思う」
「個人的に特別な瞬間だ。この成果を今後のレースにつなげていくのが楽しみだよ」