【決勝日コメント】
ピアストリ「接触は単純に不運な出来事。チームメイト同士を戦わせてくれるチームに感謝している」
2025年F1カナダGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは4位という結果だった。
スタートでアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)にかわされて4番手に落ち、その後のレースを通して、ポジションを取り戻すことができなかった。終盤、アントネッリと激しく3番手を争ったが、すぐ後ろに追いついてきたチームメイトのランド・ノリスに対するディフェンスに徹しなければならなくなった。マクラーレンの2台で激しく戦うなかで、ノリスがピアストリに追突し、リタイア。ピアストリは走り続けることができ、4位でフィニッシュした。
ピアストリはポイントリーダーの座を守り、2位ノリスとの差を拡大した。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(70周/70周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
(レース直後に『Sky Sports F1』に対して語り)「明らかに、誰にとっても理想的なことではないが、僕はそのインシデント(の映像)をまだ見ていないので、正確に何が起きたのかは分かっていない」
「でも、もしランドが全面的に責任を認めたのなら、それがすべてだと思う。全体として少し難しいレースで、結末も理想的ではなかった」
(接触までは、フェアなバトルだったかと聞かれ)「そう思う。彼は10コーナーでかなり激しく仕掛けてきたけれど、僕はシケインでポジションを保った。確かに厳しいバトルではあったが、その時点まではクリーンなものだった」
「まだ接触の映像を見ていないけど、悪意があったとは思っていない。本当にただ不運な出来事だったのだと思う。僕たちは共に世界選手権を争っている立場だ。チームが僕たちにレースをさせてくれていることにとても感謝している」
「この件が、その点に関して何かを変えるとは思っていない。僕たちはこの先も、シーズンを通して戦い続けていくだろう」