
【】角田裕毅、18番グリッドから12位「ペースはまずまずだった。マシンの改良を得て、これからさらに上を目指す」
6月16日
2025年F1カナダGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は、18番グリッドからスタートし、12位でフィニッシュした。
FP3で赤旗時に他車を追い抜いたことで10グリッド降格ペナルティを受けた角田は、2台がピットレーンスタートとなった関係で18番グリッドから決勝をスタート。ハードタイヤで非常に長いファーストスティントを走り、70周のレースの56周目、12番手走行中に唯一のピットストップを行い、ミディアムタイヤで最後まで走った。
最終スティントでは64周目に13番手まで上がった後、セーフティカーが出動。ランド・ノリス(マクラーレン)のクラッシュで角田はひとつ順位を上げ、12位という結果になった。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=12位(69周/70周)
18番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
「今日のペースは悪くなかったと感じましたし、18番手スタートからいくつかポジションを上げることができました。ミディアムタイヤで走行中、ひどいトラフィックのなかを走ることになり、ダーティエアの中で最大限のパフォーマンスを発揮することができませんでした。また、セーフティカーも僕たちのレースにとって最適なタイミングではありませんでした」
「少なくとも、昨日の混乱した一日とは違って、今日はクリーンなレースができ、今週末はマシンにいくつか改良やアップグレードを施しました。今、前向きな方向に進んでいると思います」
「今日はこれが僕たちに可能な最善の結果でしたが、僕はもっと上を目指しています。チームと共に振り返りを行い、気持ちをリセットしてから、大好きなサーキットであるオーストリアに向かうのを楽しみにしています」
「今の僕の焦点は、マシンに対する自信と信頼を築くことです。次はホームの観客の前で良い結果を出せることを願っています」

(autosport web)
角田 裕毅関連記事
- 苦戦の角田裕毅、接触&ペナルティもあり最下位「何が悪くてこれほど遅いか分からない。改善のためすべてを試す」
- Q3目指した角田裕毅、予選18番手に強いフラストレーション「何もミスはなかった。RB21はとにかくウィンドウが狭い」
- 角田裕毅 初日7番手「攻めるのに必要な自信が増してきている。正しい方向に進んだ」フェルスタッペンとは0.394秒差
- 角田裕毅、18番グリッドから12位「ペースはまずまずだった。マシンの改良を得て、これからさらに上を目指す」
- 角田裕毅、アップグレードで予選11番手「速さが増したと感じるが、慣れる時間が必要」10位降格には強い不満示す
- 角田裕毅、初日はフェルスタッペンと0.273秒差「明日の変更でタイムが向上するはず。予選で必ずQ3に入る必要がある」