
【】予選Q3でソフトを選択したマクラーレン「苦戦していたため、一貫性を重視」と3番手ピアストリ「ミス多すぎ」のノリス
6月15日
2025年F1カナダGPの予選で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは3番手、ランド・ノリスは7番手だった。
FP3でピアストリはウォールに接触し、タイヤがパンク、一方のノリスはFP3でトップタイムをマークした。予選Q1、Q2でもノリスが上回ったが、Q3でピアストリが逆転した。
ふたりともQ3をソフトタイヤで戦い、ノリスはアタックラップを2回とも失敗し、7番手。ピアストリは、最後のアタックで大きく自己ベストを更新したが、2番手マックス・フェルスタッペンから0.061秒差の3番手となった。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 8番手(1分12秒519/18周)
予選 3番手(Q1=2番手1分11秒939:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分11秒715:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分11秒120:ソフトタイヤ)
「正直に言って、フリー走行のことを考えれば、自分のパフォーマンスにかなり満足している。うまく挽回できた」
「『Q3でミディアムを使うべきか、それともソフトか』という問題をずっと考えてきた。そのうえで、ソフトを選んだ。たくさんの問題を抱えていたから、まずは一貫性を保つことを重視したかったからだ」
「なぜ今回苦戦しているのか、完全には理解していない。マシンに課題があることは明らかだが、それに対する解決策を見つけるのは簡単ではない」
「予選では状況が少し良くなったと感じた。完璧ではなかったが、かなり改善された。最終的には、いるべきポジションに戻ってきたと思う」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 1番手(1分11秒799/24周)
予選 7番手(Q1=1番手1分11秒826:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分11秒599:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分11秒625:ソフトタイヤ)
「少し攻めすぎたし、ミスが多すぎた。何が可能だったかといえば、おそらくトップ3には入れたと思う。でもポールには届かなかっただろう」
「ミディアムタイヤがどれほど良く機能していたかは正確には分からない。グリップが上がってきたタイミングで、ミディアムの方が少しだけ良かったのかもしれない。でもそれは賭けだった」
「リスクではあったし、どのチームも自分たちにとって何が最善かという見解を持っていた。僕たちは、ミディアムの方が良いとは考えなかった。だから自分たちのやり方でいったが、必要な時にすべてをまとめきれなかった」

(autosport web)
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