【予選日コメント】
ポールのラッセル「予選で鳥肌が立ったのは初めて」フェルスタッペンとの対決は「僕の方がライセンス面で余裕がある」
2025年F1カナダGPの予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは、唯一1分10秒台に入り、キャリア6回目のポールポジションを獲得した。カナダでのポールポジションは2年連続となる。
金曜の時点でミディアムタイヤが予選で最も良いタイヤであると考えていたチームは、予選にソフトタイヤの新品3セットとミディアム新品2セットを持ち込む選択をし、ラッセルはQ3に新品ソフト1セット、新品ミディアム1セットを残すことに成功した。このミディアムタイヤを最後のアタックで使用、ラッセルは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を破って予選トップタイムを記録した。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 3番手(1分11秒950/20周)
予選 1番手(Q1=7番手1分12秒075:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分11秒570:ミディアムタイヤ/Q3=1番手1分10秒899:ミディアムタイヤ)
「予選ラップの後に鳥肌が立ったのは、これが初めての経験だよ! 最初のコーナーを回った時点で0.1秒速く、その後はまるでマシンがレールの上を走っているように感じた。自信を持って限界まで攻めることができたし、最終的にはQ3の1回目のラップよりも0.6秒速く走ることができた」
「とても特別なラップで、長く記憶に残るだろう。フィニッシュラインを越えた瞬間、間違いなくポールポジションだと感じた。実際そうだったことがとてもうれしいよ」
「ターン1までは距離が短いので、良い位置取りをして、そこから戦っていきたい。自分たちのことに集中し、FP2のロングランで示したようなペースを見せたいと思っている。ただ、物事はそんなに単純ではないことも多いので、明日勝利を争うためには、最高のパフォーマンスを発揮しなければならない」
(2番グリッドにフェルスタッペンがいることについての質問に、冗談を交えて答え)「僕の場合、ライセンスポイントは(フェルスタッペンより)まだ余裕があるからね。どうなるか見てみよう」