角田裕毅、カナダでF1での100戦目を迎える「ふさわしい結果でこの節目を飾りたい」スペシャルヘルメットも披露
レッドブル・レーシングの角田裕毅は、2025年F1第10戦カナダGPで、F1キャリア100戦目を迎える。100戦目を記念し、角田はスペシャルデザインのヘルメットを使用、ウエアにも記念ロゴが入れられた。
角田は、2021年バーレーンGPで、アルファタウリ(現レーシングブルズ)からF1デビューを果たした。今年はF1での5年目に当たり、第3戦日本GPからレッドブルに移籍、チャンピオン経験チームで戦っている。
「今週末は、僕にとってF1での100戦目のレースでもあります。それは少し信じられないような感じがします」と角田は、チームのカナダGPプレビュープレスリリースにおいてコメントした。
「まるで最近始めたばかりのようにも感じますし、同時に人生を通してずっとこの世界にいたようにも感じます。その100戦すべてが特別に感じられ、このスポーツにいられることを幸運だと感じています。100戦目を、この節目にふさわしい結果で飾りたいです」
スペインGP後、角田はスペイン・バルセロナで旧型車テストおよびタイヤ開発テストに参加した。
「レース後のバルセロナでは、2日間にわたりしっかりとしたテストを行いましたし、ミルトン・キーンズ(のファクトリー)でもシミュレーターに乗り、チーム一丸となって懸命に作業してきました。また、レッドブル・レーシングのマシンでの走行距離を増やすことができました」
「スペインの後、僕たちはもっと良い予選結果を出さなければならないと感じており、そのための作業に取り組みました。カナダの天候は予測不能なこともありますが、今回はドライで安定しそうな予報が出ています。それが僕たちの目標達成を助けてくれるはずです」
角田は、100戦目を記念して、スペシャルデザインのヘルメットを使用する。左右で柄が分かれており、片側には、角田がF1で初めて走った際に使用したヘルメットをイメージさせるデザインが取り入れられている。また、ヘルメット上部には『100th Grand Prix』の文字が飾られ、カナダを示すメープルリーフも添えられている。
なお、サーキットに登場した際に着用していたチームウェアには『YUKI-100』の文字が入れられていた。
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