
【】アロンソ9位、母国での今季初入賞を喜ぶ「ストレートでのオーバーテイクに苦労し、創造的に動く必要があった」
6月3日
2025年F1スペインGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは9位だった。今季、不運に見舞われ続けたアロンソは、ホームグランプリでようやくシーズン初入賞を果たした。
10番グリッドのアロンソは、レース前半には、グラベルに飛び出してポジションを失い、トラフィックのなかを走行するなど、入賞は難しいかと思われた。セーフティカー後のリスタートでは13番手。そこからエステバン・オコン(ハース)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、リアム・ローソン(レーシングブルズ)と、自分より古いタイヤを履いていたドライバーたちをかわして10位でフィニッシュ。マックス・フェルスタッペンの降格で、9位を獲得した。
今回ランス・ストロールは手の痛みのために決勝を欠場、アストンマーティンはアロンソの1台みで戦った。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(66周/66周)
10番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
「母国でレースをするのは常に特別なことだ。バルセロナで今シーズン最初のポイントを獲得できたことには大きな意味がある。ファンからの応援は本当に素晴らしかった」
「昨日は調子が良かっただけに、マシンのペースが思ったほどではなかったのは残念だった。ストレートでのオーバーテイクに苦労したため、ターン3でかなり創造的な動きを取る必要があった」
「最終的にポイントを持ち帰ることができてうれしいし、この勢いを保ってカナダへ向かいたい。今日はランス(・ストロール)がいなかったことが残念だ。彼の早期回復を願っている」


(autosport web)
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