
【】レーシングブルズが2台揃って初日トップ10入り「新ウイング導入でマシンの変化を感じた」とローソン
5月31日
2025年F1スペインGPの金曜、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはフリー走行1=8番手/フリー走行2=9番手、リアム・ローソンはフリー走行1=6番手/フリー走行2=10番手という結果だった。
今回レーシングブルズは、アップデートコンポーネントとして、フロントウイング、フロントウイング・エンドプレート、ノーズの変更を申告した。フロントウイングの変更は、スペインGPから導入される新しい荷重テストに適応するためでもあると、チームは述べている。

レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を振り返り、「我々にとって非常に順調な金曜日だった」と語った。
「もちろん主なトピックは新しいフロントウイングの評価だった。ウイングは風洞実験およびシミュレーションの数値と比較しても、期待どおりに機能しているように思われる」
「両ドライバーとも最初の走行からマシンにかなり満足していたが、中速コーナーではフロントエンドのグリップがやや不足していた。バランスを改善するために、セッション間でいくつかの変更を行った。さらに、明日に向けてさらに調整できると思われるエリアをいくつか特定できたと考えている」
「ロングランのペースも良好のようだし、最終プラクティスに向けて良い状態にある」

■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=8番手(1分14秒605/26周)/フリー走行2=9番手(1分13秒400/29周)
「週末に向けて、マシンに自信を持っている。今日はやるべき作業がいくつかあったし、まだマシンバランスに完全には満足していないが、このサーキットは路面温度が高いため、いつも難しい」
「必要な変更を加えれば、明日、競争力を発揮できるという楽観的な見方をしている。予選ではミッドフィールドの他チームとかなりの接戦になるだろうが、すべてはこれからで、十分チャンスはある」

■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=6番手(1分14秒339/28周)/フリー走行2=10番手(1分13秒494/29周)
「前向きな一日を過ごし、週末に向けて良いスタートが切れた。僕たちにはこれからの基盤となる強力なベースがある。でももちろん、本当に重要なのは明日の午後の予選だ」
「これからもマシンの改善に取り組み続けるつもりだし、全員がそれを追い求めている。新しいフロントウイングを導入した影響もあって、FP1の序盤には全体的に求める状態から少し遠ざかっていたと思う。この後もバランスを追求していくことになるだろう」
「マシンの変化を明確に感じ取った。今のところ良い位置につけているが、当然ながらすべてのチームが改善してくるはずだ」

(autosport web)
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