【予選日コメント】
角田裕毅、予選8番手「Q3になるとマシンが予測不可能な動きをする。決勝で順位を上げたい」
2025年F1サウジアラビアGPの予選で、レッドブルの角田裕毅は8番手を獲得した。
Q3では最初にユーズドソフトタイヤでコースに出たところで、ランド・ノリス(マクラーレン)のクラッシュにより赤旗が出たため、そのランは断念。セッション再開後、最後のアタックを新品ソフトで走ったが、Q2での自身のタイムを上回ることができず、8番手という結果になった。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 9番手(1分28秒670/14周)
予選 8番手(Q1=5番手1分28秒226:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分27秒990:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分28秒204:ソフトタイヤ)
「8番手を獲得し、悪くない土曜日でした。ポールポジションを獲ったマックス(・フェルスタッペン)におめでとうと言いたいです。彼は素晴らしいラップを走りました」
「Q3での最後のプッシュラップは全くスムーズなものではありませんでした。今日はもう少し良い結果を期待していました。まだ学んでいる途中で、もっとプッシュしようとすると、何か予測できないことが起こる感じがしています。そうすると、それによって、ラップをクリーンにまとめることが、かなり難しくなるのです」
「Q3の大事なところですべてをうまくまとめられないことには、本当にフラストレーションが溜まりますが、少なくとも今週末もQ3に進めたのはポジティブなことです」
「難しさの一部は経験不足から来ています。このチームでのレースはこれが3戦目です。それでも、マシンに対する自信は高まってきています。もっとプッシュし続け、さらに良い結果を目指したいと思っています」
「明日のレースではもっと安定した走行ができることを期待しています。セットアップはショートランよりもロングランに焦点を当てており、ロングランのラップにはより自信を感じることができました。オーバーテイクして、たくさんのポイントを取れるよう最善を尽くします」
(チームが公開した動画で語り)「もちろん、最高にうれしい結果とはいえません。Q3に進出できたことはよかったです。でも、Q3ではいつも新しいことが起こり続けるのです。最後のランではマシンが予測不可能な動きをしました。経験の問題だと思いますが、最後のアタックラップですべてをうまくまとめられないときには、良い気分だとはいえません」
「レースでポイントを獲得するのは簡単ではないでしょうが、入賞するためにできる限りのことをします。それが僕がここにいる理由なので、ベストを尽くします」