
【】赤旗中断によりデータ不足でも、ラッセルは「進むべき方向性は見つかった」と自信。マクラーレン勢に続けるか
4月19日
2025年F1第5戦サウジアラビアGPの初日のセッションが行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルはフリー走行1=6番手/フリー走行2=7番手だった。
土曜日以降の走行に向けて、メルセデスはラッセルもチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも初日はソフトタイヤとミディアムタイヤのみで走行し、ハードタイヤを温存した。チームは予選想定のランもロングランもこなすことができたものの、トラフィックなどの影響により、2台ともソフトタイヤですべてのポテンシャルを発揮することはできなかったということだ。
なおFIAの発表によると、メルセデスは今回マシンのアップデートに関しては何も持ち込んでいない。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=6番手(1分29秒618/21週)/フリー走行2=7番手(1分28秒973/21周)

「僕たちにとっては少し厄介な1日だった。トラフィックと、タイヤを適切なウインドウに入れられなかったせいで、クリーンなラップをたくさん走ることはできなかった」
「2台のマシンで違うことを試したので、キミと僕自身の両方にとって貴重な勉強になった。僕たちが進むべき方向性は見つかったと思う。最終的にはFP2よりもFP1のほうが競争力があったかもしれない」
「このマシンで僕たちが望んでいたような一歩を踏み出すことはできなかった。でも、明日の予選に向けて競争力をつけるために、一晩で改善できないものはないと思う。FP2では赤旗のせいでロングランのデータを取れなかったのは残念だったが、全員同じ状況だ。マクラーレンが前を走っているように見えることに議論の余地はないが、週末に向けて、もう一度彼らに次ぐ順位を争えると期待している」

(Text : autosport web)
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