【】角田裕毅、初日クラッシュも自信は失わず「ペースが良さそう。マシンを良い状態に持っていきつつある」
4月19日
2025年F1サウジアラビアGPの金曜、レッドブルの角田裕毅はフリー走行1=10番手/フリー走行2=6番手だった。
FP1ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンからわずか0.003秒差のタイムを記録。FP2では、セッション終了まで約10分のところでクラッシュを喫した。最終コーナーに差し掛かった時にウォールにヒット、その後、マシンはコースの反対側のバリアに突っ込んだ。角田にけがはなかったが、赤旗が出て、セッションが中断となった。


レッドブルは今回、アップデートコンポーネントとして、コーク/エンジンカバー、ビームウイングの変更を申告している。
なお、FIAは、レッドブルのフェルスタッペンと角田、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンのパワーユニットエレメントが交換されたことを発表した。角田車にはシーズン2基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、シーズン3基目のエキゾーストシステムが入れられた。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=10番手(1分29秒821/26周)/フリー走行2=6番手(1分28秒963/19周)
「まずは、今日のアクシデントについてチームに心から謝罪します。深く突っ込みすぎて、ウォールとイン側のホイールが接触しました。それによってマシンがダメージを負い、コントロールできなくなりました」
「ペースは良さそうだったのでフラストレーションがたまりますが、ポジティブな点もありました。マシンを良いウインドウに入れつつあったのです」
「ロングランでの時間は限られてしまいました。自分のせいなので、文句は言えません。こんな形でセッションを終えたくはありませんでした。最後のソフトタイヤでの走行もウォームアップなどさまざまなことの影響を受けていたので、予選に向けた明確な予測はできません。でも今のところ、今週末はかなり良い感触を持っています。重要なのは、ここを走る上での自信を失ってはいないことです」
(Text : autosport web)
角田 裕毅関連記事
- 角田裕毅、マックスのためのバトルで“不可解な罰”。区切りの年を振り返り「不運のなかで全力を尽くし能力を示した」
- 角田裕毅、旧型フロアで予選Q3進出、僚友をアシスト「トウで助けることができて誇らしい」ポールのマックスから感謝の言葉
- 角田裕毅、FP2から走行開始し予想外の苦戦「常にスライドし、今季最悪レベルのプラクティス。土曜に向けて解決したい」
- 2チームで角田裕毅に寄り添い続けたメキース。去就発表前後の言葉に見えた配慮とエール【代表のコメント裏事情】
- 「5年間で裕毅は完璧なドライバーに成長した」レッドブル代表、角田の貢献に感謝。リザーブとして来季のサポートに期待
- 角田裕毅が後方から入賞「強力なマシンを得て、マックスに近づいている」僚友のタイトル争いを全力でサポートと誓う



