
【】アントネッリ「3ストップ戦略に切り替えて何か違うことをしようとした」直後にSC出動でチャンスを掴めず
4月15日
2025年F1第4戦バーレーンGPの決勝レースが行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは11位でレースを終えた。
アントネッリは予選を4番手で終えたものの、チームのミスにより、予選Q2の赤旗中断中にセッション再開時刻が確定するよりも前にピットレーンのファストレーンに並んだことで1グリッド降格ペナルティを受けて、5番手からスタートした。アントネッリは12周目にソフトタイヤからミディアムタイヤに交換し、27周目に再度ソフトに交換して15番手でコースに復帰した。
32周目にセーフティカーが導入され、3ストップ戦略に切り替えていたアントネッリもここでもう一度ピットに向かい3度目のタイヤ交換。ソフトタイヤを履いて、14番手から追い上げ11位でフィニッシュした。
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=11位(57周/57周)
5番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト

「今日は僕にとって難しいレースだった。何台ものクルマの後ろで乱気流に足止めされていたことが、前進を阻む大きな要因になった。アウトラップではトラックポジションを取り戻すために全力でプッシュしたが、少しタイヤに負担をかけすぎてしまったようだ。3ストップ戦略に切り替えて何か違うことをしようとしたが、すぐにセーフティカーが出てしまったので、チャンスを逃してしまった」
「レース全体を振り返り、何か違ったやり方ができたかどうか見直すつもりだが、間違いなくポジティブな点も残っている。予選は僕にとってまた一歩前進となったし、今日は他のドライバーたちとホイール・トゥ・ホイールのレースをするのが、ますます容易になってきたと感じた。もちろん、11位は決して僕たちが望んでいる結果ではないが、数日の休みを取って、来週末のジェッダにはさらに強くなって戻るつもりだ」
(Text :autosport web / Translation:AKARAG)
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