
【】ヒュルケンベルグ「ほとんどの時間をトラフィックのなかで過ごした」追い抜きの難しさにボルトレートも苦戦
4月8日
2025年F1第3戦日本GPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは16位、ガブリエル・ボルトレートは19位でレースを終えた。
ヒュルケンベルグは16番手からミディアムタイヤでスタートし、22周目にハードタイヤに交換して16位でフィニッシュ。ボルトレートは反対にハードタイヤでスタートして第1スティントを30周走り、31周目にミディアムに履き替えて1ストップで完走した。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=16位(53周/53周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日のマシンの調子はそれほど悪くなかった。マシンの潜在能力をフルに発揮するチャンスがもう少し欲しかった。でも、鈴鹿は追い越しが非常に難しいコースとして有名だし、そのことがこのレースを決定づけた。僕はほとんどの時間をトラフィックのなかで過ごしたので、順位を上げることが難しく、結局かなり平凡なレースになってしまった。それにはもちろん少し苛立っている」
「全体的なペースとマシン特性の両方の面で、まだやるべき仕事が残っているのはわかっている。そして今日のレースによって、そのことが改めて浮き彫りになった。まだシーズンは始まったばかりで、僕たちはレースウイークごとに学び続けている」
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=19位(53周/53周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

「もちろん最終結果以上の順位を狙っていたけれど、週末の展開には満足して鈴鹿を後にするよ。僕はたくさんのことを学んだ。メルボルン以降、着実に学習を続けているし、セッションごとにコントロールする力が増していると感じている。トラックサイドとヒンウィルの拠点の両方のチームに感謝したい。彼らはいつも僕のそばで、揺るぎないサポートをしてくれている」
「残念ながら、今日は最高のスタートを切ることができず、後方集団に留まることになった。特に追い越しが非常に難しいことで知られる鈴鹿のようなサーキットでは、順位を挽回するのが困難であることがわかった。このトリプルヘッダーの2戦目に向けてバーレーンに行くにあたり、僕はこれまでの経験と学びをすべて携えていく」
(Text :autosport web)
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