【決勝日コメント】
ペナルティで後方スタートのサインツ「ペースがあったのはポジティブ。この感覚を次のレースに持ち込みたい」
2025年F1第3戦日本GPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのカルロス・サインツは14位でレースを終えた。
サインツは予選を12番手で終えていたが、Q2の終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けた。これによりサインツは15番手からレースをスタートすることになり、ミディアムタイヤでの第1スティントを長く引っ張って33周目にソフトタイヤに交換。14位でフィニッシュした。
またサインツは、体調不良により決勝レーススタート前の国歌演奏セレモニーに遅刻したため、2万ユーロ(約320万円)の罰金を科された。このうち半分の1万ユーロは、今後12カ月の間に同様の違反がなかった場合に限り、執行猶予となる。
■カルロス・サインツ(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=14位(53周/53周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「残念ながら、予想どおりトラフィックに巻き込まれた難しいレースだった。その前の土曜日の手痛い予選は、細かい点を完璧にする必要があったし、ペナルティも受けた」
「ポジティブな点としては、今日はペースがあったと思う。マシンに慣れていたし、いいオーバーテイクもできた。それに、全体的にコース上で多くのことを学ぶことができた。これからの焦点は、今週末のポジティブな感覚を次のグランプリに持ち込み、ここからさらに発展させることだ。すべてをまとめ始めれば、よりよい結果が得られることはわかっている。バーレーンへ出発だ!」