
【】アルピーヌからFP1参加の平川亮「準備万端。楽しんで、チームのためにベストを尽くす」/F1日本GP
4月1日
三重県の鈴鹿サーキットで開催される2025年シーズンのF1第3戦日本GPに向けて、BWTアルピーヌF1チームのリザーブドライバーを務める平川亮がコメントを発表した。
平川は、2022年にル・マン24時間レースで総合優勝を達成し、WEC世界耐久選手権で2度チャンピオンに輝いた経歴を持つドライバーだ。昨年はマクラーレンのリザーブドライバーを務め、アブダビGPのフリー走行1回目に出走。さらにシーズン終了後のタイヤテストにはハースから参加し、平川は小松礼雄代表から「速くてフィードバックも態度も素晴らしかった」と評価を受けていた。
そんな平川は今年1月、アルピーヌのリザーブドライバーに就任したことを発表。同時に、日本GPのフリー走行1回目に参加することも明らかになった。また3月2日にはバーレーンでピレリの2026年用タイヤのテストにも参加しており、テスト用に改造されたアルピーヌの2023年型マシンで131周を走った。

日本GPを目前に控え、平川はアルピーヌのプレスリリースにおいて、A525をドライブすることが待ち遠しいとコメントを寄せた。
「とても楽しみにしています。今週末、フリー走行1回目でA525をドライブするのが待ち遠しいです」
「18年前の2007年、初めて日本GPを見に行った時のことを思い出しています。あの時は富士でした。その後自分のレーシングキャリアをスタートしました。グランプリの週末にドライブするというのは、夢が叶うということです。本当に待ち遠しいです」
「準備はすべて整っています。数日前にはエンストンでシミュレーター作業を行いましたし、楽しみたいです。いい天気になることを願っています。短いセッションになりますが、楽しんで、チームがセットアップの方向性を決められるようにベストを尽くします。この機会とサポートについて、チームの全員にも感謝しています」
第3戦日本GPは4月4日(水)から6日(金)に行われる。フリー走行1回目は、4月4日(金)の11時30分にスタートする予定だ。
(Text : autosport web)