
【】レッドブル離脱で傷心のローソンがコメント「人生をかけた夢だった」フェルスタッペン父が激励
3月29日
リアム・ローソンが、レッドブル・レーシングからレーシングブルズへと戻されることが発表されてから初めてメッセージを発信した。ローソンは、レッドブルのドライバーになるという子どものころからの夢がわずか2戦で終わったことは辛いと述べる一方で、周囲のサポートに感謝し、気持ちを新たに日本GPに臨むと語った。
2025年にレッドブルで自身初のF1フルシーズン参戦をスタートしたローソンだが、扱いが難しいといわれるRB21に手こずり、この2戦のパフォーマンスは期待に届かないものだった。ローソンが予選ではQ1敗退、ポイント獲得も達成できなかったことを受けて、レッドブルは早々に彼をレーシングブルズへと戻し、日本GPから代わりに角田裕毅を乗せることを決めた。
この発表を受けて、翌日の3月28日、ローソンはInstagramを通して、次のようなコメントを発表した。
「レッドブル・レーシングのドライバーになることは、子どものころからの夢であり、今までの人生を通してそれを目指して努力してきた」
「きついけれど、僕をここまで来させてくれたすべてのことに感謝している」
「僕を支えてくれたすべての人たちに対してお礼を言いたい。そのサポートは、僕にとって何よりも大切なものだ」
「温かく迎えてくれるレーシングブルズに感謝する。大好きな場所のひとつ(日本の国旗のアイコンを挿入)で戦う準備ができているし、楽しみにしている」

ローソンをトップチームで戦うための準備が不足したまま走らせた後に、わずか2戦で降ろしたレッドブルには、多くの批判が集まっている。元F1ドライバーのギド・バン・デル・ガルデがレッドブルを強く非難し、ローソンを激励するコメントを発表すると、マックス・フェルスタッペンはその投稿に「いいね」と付けた。
また父ヨス・フェルスタッペンは自身のSNSを通して、「君が素晴らしい仕事をすることを心から願っている。彼はF1にふさわしい」とコメント、ローソンに励ましの言葉をかけた。

(Text : GrandPrix.com)