【決勝日コメント】
ボルトレート、F1デビューレースはクラッシュで終わるも「この点を除けば週末はうまくいったと言ってもいい」
2025年F1第1戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレートはリタイアでレースを終えた。
ボルトレートは予選でチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを上回り、15番手からレースをスタートした。2度目のセーフティカー中にインターミディエイトタイヤからミディアムタイヤに履き替え、その後もう一度雨が降った際にインターミディエイトに交換。しかしその直後にターン13でクラッシュを喫し、デビューレースはリタイアに終わった。
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=DNF(45周/57周)
15番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム→インターミディエイト
「残念ながら、レースは期待どおりには終わらなかった。あの瞬間まで僕にとって物事は順調に進んでいたので、残念だ。セーフティカーの先導が終わると、僕は一番後ろにいた。挽回しようとしたが縁石に触れてしまい、最終的にはウォールにぶつかってしまった。このような状況では、何が起きてもおかしくないとわかっていた。僕たちは全力を尽くしたが、少しプッシュしすぎてしまった」
「一方で、ニコ(・ヒュルケンベルグ)とチームが今日ポイントを獲得したことをうれしく思う。彼は素晴らしい仕事をしたし、トラックサイドとヒンウィルの本部両方にいる全員がそのポイントに値する」
「全体的に見て、この点を除けば僕のデビューの週末はうまくいったと言ってもいいと思う。特に昨日の予選結果を考えればね。チームのこと、そしてチームの原動力をさらに深く知ることができた、学びの週末だった。来週の中国GPに向けて今後も努力を続け、改善していくつもりだ」